以前はフリーハンドで描いたデジタルイラストだったのですが、ヘッダーをイラレ風ソフト「Gravit Designer」で描き直しました!
▼新しいヘッダー
配色にかなり悩み、おしゃれな可愛い色の組み合わせって何…?!と考えていました。
デザインも考えると難しいです。
そして今回気が付いたのが、ポイントで濃い色をいれると良いのではないか?ということです。
要するに、コントラストを付けてメリハリを付けるということです。それは同じ明度の色ばかりを使わないということでもあります。
同じ明度の色ばかりだった過去のヘッダー
ひとつ前に使っていたヘッダー
ペンタブでGIMPで描いたやつです。パステルカラーな感じ。
白黒にしてみる
ほとんど同じグレーですね(・・;)一番濃いのは髪の色で、そこに目が行きます。
新しいヘッダー(記事冒頭の画像)を白黒にしてみる
一つ上の画像よりはマシじゃないですか…?
「君」の中の黄色は、バランス的にもう少し暗いトーンでも良いかもしれないです。でも黄色って目を引く気がするので使いたかったんですけどね。
近い明度が多くなるのはパステルカラーの難しいところかもしれません。
解決策としては、一番明度が高い「白」と組み合わせるか、ポイントで他より暗い色を入れることなのかなと思います。
作ってた時は白黒にしなかったけど、今度からやってみようと思います。そういえば昔、絵を写真で撮って白黒にしてみると習った気がします。デッサンも習ったのに…笑
ポイントで濃い色を入れると良さそう
新しいヘッダーはすごく色々な色の組み合わせを試しました。もう消してしまいましたが、レトロっぽく渋めな赤や黄、緑を使った場合など。
でも結局パステルカラーのミント×ピンクの要素を残したくて、いろいろ考えました。
その結果文字の輪郭を濃い茶色にしたり、空か地面のどちらかを鮮やかにしようと試して、全体的に彩度やコントラストを上げることにしました。
私はアナログで描くときも、つい明度が近い色を使ってしまいがちです…。初めの頃は原色ばかり使っていたし、今は淡い色ばかり…(笑)
でもそうするとメリハリがなくなって、結局後で自分が苦労するんですよね。
パステルカラーでもどこかに濃い色が入ると締まる
デザイナーさんのデザイン解説ブログで、パステルカラーの写真やデザインに使われている色を抽出して並べていました。
でも抽出されていたのはパステルカラーだけで、よく見たら抜き出されていない色がありました。
他よりトーンが暗い色です。写真なら影など、割と黒に近いこともあります。大体がどこかしらに入っているんですよね。
実は全体のトーンや色合いよりも、まずは明度のバランスが大事なのでは?と思いました。
他にもゲームをしていた時にふと気が付いた、雪景色のイラストが分かりやすかったです。
全体は薄く淡いブルーで統一されている中に、木や雪の結晶が暗い色で小さく入っています。雪景色は写真でも言えますね。
他にも綺麗な色だと感じるデザインって「薄い色」と「濃い色」がちゃんと入ってるんです。そうすると綺麗に見えるし締まって見えるんだと思います。
今までも分かっていたはずなのに、実践はできないものですね。
ポロックとか松本竣介とかの色使いがめちゃくちゃ好きなのですよ。まさに黒の使い方が上手い人達…。
おまけ
はてなブログの画像フォルダに、前のヘッダーの画像が残っていたので載せてみます。内容は同じイラストです。
2つ前のヘッダー
まだ文字を縁取りしていないバージョン
…?!
何これ?(笑)試しで描いたのか…?多分そんな気がする。
実際にヘッダーを付けたらどうなるのか見るために、簡易的に描いたものではないかと思われます(笑)はてなブログにヘッダーを自分で付けたことがなかったので、分からなかったのです。
でもこのゆるゆるな感じがちょっと面白いです笑。
あ、今回から見出しを付けるようにしてみました。書き出すとこの話でまた一本記事ができてしまう…。少しでも読みやすくなるように自己満足として試してみます!